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19歳の“C・ロナウド2世”は140億超の価値 クラブ幹部が明言「120億では売らない」
ポルトガル新星ジョアン・フェリックス すでに水面下での獲得レース展開中か
UEFAヨーロッパリーグ(EL)での活躍で脚光を浴びている、ベンフィカの新星FWジョアン・フェリックス。同選手の契約解除金は1億2000万ユーロ(約147億円)に設定されており、クラブのCEOはそれを満たさない限りジョアン・フェリックスを売ることはないと述べている。英公共放送「BBC」が報じた。
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19歳のジョアン・フェリックスは今季にベンフィカでトップチームデビューを果たしたばかりだが、リーグ戦では26試合出場15ゴールの活躍でリーグ制覇に貢献。UEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝フランクフルト戦の第1戦(4-2)では、大会史上最年少でハットトリックを達成して世界中の注目を集めることになった。
ポルトガル紙「ア・ボラ」はポルトガルが生んだ大スターの同国代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)を引き合いに、「ロナウド以来、現在まで彼のような若くてエキサイティングな選手が現れたことはない」と称賛。“ネクスト・ロナウド”とも称される若き才能に多くのクラブが注視していると言われている。
ビッグクラブが熱視線を送る神童の今後について、ベンフィカCEO(最高経営責任者)のドミンゴ・ソアレス氏は最近、こう語ったという。
「1億ユーロ(約123億円)では売るつもりはない。1億ユーロは大きな金額だし、ポルトガルにこれほど高い売買があったことはないが、我々の目標はピッチで勝ち、選手が残ってピッチで我々を助けることだ」とコメント。「契約解除金は1億2000万ユーロで、8000万や9000万、1億のオファーなら選手は残る」と続けた。
“ロナウド2世”と称賛される才能の争奪戦が、水面下で始まっている様子。今後の動向に注目したい。