「ファンタスティックかつ不可能」 ノイアーのスーパーセーブ2連発を海外メディア激賞
DFBポカール決勝で戦列復帰 2つの決定機を阻止して優勝に貢献
ブンデスリーガを7連覇したバイエルン・ミュンヘンは、現地時間25日に行われたDFBポカール決勝でRBライプツィヒに3-0で勝利し、国内2冠を達成した。その試合で先発したドイツ代表GKマヌエル・ノイアーは、チームを救うスーパーセーブを連発。多くのメディアがそのプレーを称賛している。
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4月14日に行われたフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦で負傷退場したノイアーにとって、国内カップ戦のDFBポカール決勝は負傷離脱からの復帰戦となった。約1カ月半ぶりの試合となったノイアーだが、いきなりチームをピンチから救うプレーを見せる。
前半11分、右CKからライプツィヒのデンマーク代表FWユスフ・ポウルセンが、打点の高いヘディングでゴールを狙った。5メートルに満たない距離からのシュートを、ノイアーはバックステップを踏みながら右腕に当ててブロック。弾かれたボールはクロスバーに当たって跳ね返った後、ドイツ代表DFニクラス・ジューレが大きくクリアした。
この試合でのノイアーのスーパーセーブはもう一つある。後半3分にライプツィヒのスウェーデン代表MFエミル・フォルスベリが、最終ラインを抜け出してGKと1対1になった。ノイアーは落ち着いてポジショニングを確認してから、タイミングを図って前方へ飛び出し、フォルスベリの打ったシュートを広げた足と手に当ててピンチを防いでいる。
バイエルンのニコ・コバチ監督は試合後にドイツ公共放送「ARD」のインタビューで、スーパーセーブを見せたノイアーに触れている。
「マヌは前半と後半で合わせて2回も我々を救ってくれた。最終ラインは勝利に値する出来だった」