ユーベ、主力2選手の譲渡を検討? ポグバ買い戻しに向けての“トレード案”を英紙報道
2016年以来のポグバ復帰を目指し、ディバラとサンドロをユナイテッドに提示か
イタリア王者ユベントスは、マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバ買い戻しのためにアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラとブラジル代表DFアレックス・サンドロの譲渡を提示するつもりでいるようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
ポグバは2016年、夏の移籍市場で当時の史上最高額となる移籍金1億500万ユーロ(約129億円)でユナイテッドに移籍。ポグバはユナイテッドから12年夏に契約満了による移籍金ゼロでユベントスに加入し、超高額移籍金で出戻りとなっていた。
前ユナイテッド監督のジョゼ・モウリーニョ氏との不仲をきっかけに移籍報道が過熱したポグバ。モウリーニョ氏の解任により一時は沈静化したが、同胞のジネディーヌ・ジダン監督がレアル・マドリードに復職したことで、その報道は再び熱を帯びることになった。
しかし、オレ・グンナー・スールシャール監督の下でチームの再建を図るユナイテッドは、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド加入で出場機会が減少し退団が噂されるユベントスのディバラと、長きにわたりチェルシーのターゲットであるサンドロに関心を示していると報じられている。そんななかユベントスは、所属時代にセリエA4連覇に貢献したポグバとのトレードという形で、両選手を放出する準備ができているようだ。
ユルゲン・クロップ監督率いるリバプールも関心を示しているとされるディバラだが、もしユナイテッドに加入すれば、移籍が報じられるベルギー代表FWロメル・ルカクの穴を埋められる人材だ。ルカクには、アントニオ・コンテ氏の次期監督就任を報じられるインテルが、強い興味を示している。
スールシャール監督は、夏の移籍ビジネスを7月1日までにすべて終了させるようクラブに求めているという。果たして、それまでにポグバのユベントス復帰は実現するのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)