ヘタフェ柴崎、コパ・アメリカでの活躍にスペイン紙注目 「将来を左右する」と指摘
他クラブからの関心に加え、現指揮官の下での出場機会の少なさに言及
ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は、6月にブラジルで開幕するコパ・アメリカへの参加が決定している。今季のヘタフェではリーグ戦7試合の出場に終わったが、代表経験の少ない選手が多いチームを引っ張る役割も期待されるなか、スペイン紙「マルカ」は「コパ・アメリカが柴崎の将来を左右する」と伝えた。
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24日に発表されたコパ・アメリカに向けての日本代表メンバーには、初招集の選手が13人名を連ねるなど、代表経験の浅い選手が多い構成となった。日本代表として34試合3得点の実績を持つ柴崎は、当然ながら中心選手として計算されていると考えられる。
南米の強豪たちとの真剣勝負を前に、スペイン紙「マルカ」は柴崎の置かれた立場に注目。「昨夏のロシア・ワールドカップ(W杯)と今年1月のアジアカップで最も傑出した選手の1人であった柴崎岳は、再び中盤に戻ってゲームをコントロールする」と伝え、コパ・アメリカでの活躍が重要な理由を次のように説明している。
「ヘタフェにとって、柴崎は他クラブから最も関心を寄せられる選手の1人であり、来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)参戦を考えても、(移籍が)経済的なプラスになり得る。ホセ・ボルダラス監督の下では出場機会も少なく、夏に良いオファーが来ればクラブは放出を選択するだろう。だからこそ、コパ・アメリカでどんな活躍を見せるかは柴崎の将来を左右する」
また、記事ではドイツとポルトガルのクラブが柴崎に興味を持っていると伝えており、昨夏には数クラブがヘタフェ幹部に獲得を打診していることも報じている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)