伊紙が3連勝のミランに軒並み高評価 途中出場の本田は「採点なし」に

高評価の新守護神

 守備陣では3戦連続でスタメン出場となった16歳の新鋭GKジャンルイジ・ドンナルンマにも「7点。キシュナのゴールは彼が守るべきサイドだったが、彼のプレーは間違いなくポジティブだった。クロスボールに対しては常に安定感があった」と評価されている。

 唯一、低い評価となったのは右サイドバックとしてフル出場したDFマッティア・デ・シリオで「5」点が与えられた。ラツィオが1点を返した後半39分のシーンでは、左サイドからペナルティーエリア内にゆっくりとしたドリブルで侵入したFWリカルド・キシュナに対し、中途半端な応対。そのまま左足をふり抜かれて失点した。「ドンナルンマに夕食をおごるべきだ」と、問題視されてチームワースト評価となっている。

 4-3-3システムに変更して以来、ミランは3連勝。本田と右ウイングのポジションを争っているチェルチも、古巣・トリノ戦こそ低評価だったが、その後はゴールに絡むプレーで高く評価されている。本田がポジションを奪うためには、この日のような途中出場でもゴールやアシストといった数字に残る結果が求められる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング