伊紙が3連勝のミランに軒並み高評価 途中出場の本田は「採点なし」に
1得点2アシストのボナベントゥーラ
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、1日のリーグ第11節・敵地ラツィオ戦で3-1の勝利を収めた。ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」は、試合後に選手の採点を公開。後半36分から出場となった本田は採点なしだったが、前線の選手たちには軒並み高い評価を与えている。
FWアレッシオ・チェルチとの交代で出場した本田は、アディショナルタイム3分が経過したころに、MFジャコモ・ボナベントゥーラのパスに抜け出そうとゴール前へ走り込んだ。ほぼペナルティーエリアのライン上で倒され、同サイトのテキスト速報では「PKだったのではないか」と伝えられたシーンだったが、判定はエリア外。そのFKを直接狙ったが、シュートはクロスバーの上へ外れた。その他にも、右サイドで味方とボールをキープして時計を進めるプレーもあったが、「採点なし」という評価になっている。
チーム内で最高点を得たのは、ボナベントゥーラの「7.5」点だった。先制点の起点になった上に、2点目と3点目は彼のアシストから生まれている。「3点ともすべて彼が演出した。1点目はチェルチとのパス交換でラツィオ守備陣を崩した。2点目はメクセスに正確なボールを合わせ、3点目はバッカに50メートルのスルーパスを通した。警告によって次のアタランタ戦には出られないが、ユベントス戦に戻ってくる」と、絶賛された。
また、先制点を演出したFWチェルチには「6.5点。成長している。ゴールポストに当たる惜しいシュートがあった。1点目は彼のシュート性のボールがGKマルケッティに困難を与えた」と、決定的なプレーがあったことが高く評価された。また、3点目を決めたFWカルロス・バッカは「7点。3-0になるゴールは、ミランの勝利を確実なものとした」と、高い点数が与えられた。