「悲惨な午後」 浦和監督、スタメン選びの“失敗”認める「十分回復できていると…」
スタメン変更の可能性も示唆 「メンバーが代わっても私は安心して戦える」
浦和のDF槙野智章は、この会見でのオリヴェイラ監督の言葉を伝え聞くと「選手の立場でコメントは難しい」としたうえで、「トータルで見れば、浦和はすごく良いゲームをした次にすごく悪いゲームをしてしまっていると思う。北京戦に3-0で勝ったけど、消耗はあった。良いリカバリーをしたつもりでいても、この結果とパフォーマンスを見ればそう言われてしまっても仕方がない」と、反省の弁が口を突いた。
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広島戦の2日前に実施された記者会見でオリヴェイラ監督は、出場機会が少ないメンバーについて「非常に状態の良い選手たちもいます。メンバーが代わったとしても私は安心して戦えます。そしてまだそこまで行き着いていない選手も、大きな努力をしながらその状態を目指しています。選手たちの多数がスタメンでプレーしてもおかしくない状況ができた時、浦和は安定してしっかり戦えると思います」と話しているが、この広島戦は北京戦に出場したメンバーに任せた形だった。
浦和は、その北京戦で負傷交代した柏木が右膝関節軟骨損傷により24日に手術を実施したことを発表。全治は約4週間とされている。そして、今後は気候的にも夏を迎え、天皇杯も始まる過密日程は避けられない。果たして、オリヴェイラ監督はどのような形で戦力を活用してチームに良いサイクルを与えられるのか。
リーグ成績が5勝2分6敗と黒星が先行し、次節は川崎フロンターレとのアウェーゲームを迎える。その後にインターナショナル・マッチウィークの中断期間を挟むだけに、川崎戦へのアプローチはチームの今後を大きく左右するものとなるはずだ。
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(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)