チェルシー崩壊の危機 「勝利より敗戦を望む選手がいる」との内部情報を英メディアが明かす

漏れ始めた指揮官への不満

 リチャードソン氏によれば、選手の中には「モウリーニョのためには、勝つよりも負ける方がいい」と話す選手もいるという。今季はリーグ戦11試合で6敗を喫し、早くもタイトルレースから脱落。序盤にはチームスタッフのエバ・カルネイロ医師へのパワハラ問題や審判批判による罰金処分と、ネガティブな要素ばかりが注目を集めている。

 モウリーニョ監督は自身の去就については、ロマン・アブラモビッチ会長次第と話していた。「選手からの信頼があるうちは辞任しない」と、自ら職を離れることはないとも明言。しかし、ついに教え子たちからの不満が報じられ始めた。昨季は盤石の強さで国内二冠を達成し、開幕前に2019年まで契約を延長するなど、順風満帆かに思われた第2次モウリーニョ政権に陥落の危機が迫っている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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