モウリーニョ、突撃取材で将来の“白紙状態”を告白 「働きたくてたまらないだけで…」
昨年末にユナイテッドを解雇されたモウリーニョ氏、現場復帰に意欲も決断は慎重
昨年末にマンチェスター・ユナイテッドを解雇されたジョゼ・モウリーニョ氏が、モナコで開催されるF1のモナコ・グランプリを現地観戦している。英メディアのリポーターから突撃取材を受けると、自身の去就についてまだ何も決まっていないことを明かした。
モウリーニョ氏は今季ユナイテッドの指揮3年目のシーズンを迎えたが、成績不振から途中解任を言い渡された。今後の動向に最も注目が集まる指揮官の1人だが、現時点で将来は全くの白紙状態だという。
モナコGPを現地で観戦している同氏に英衛星放送局「スカイ・スポーツ」のレポーター、ナタリー・ピンクマン氏が去就について訪ねたという。
「分からない。正直に言って、まだ何も分からない。唯一言えることは、私は感情的になることはないということだ」
ポルトガル人指揮官は現場復帰の意欲を持っているというが、「合理的でなければならない」と新天地の決断には慎重な構えだ。「働きたい、働きたくてたまらないということだけで選ぶことはしない。正しいプロジェクト、正しいモチベーションのうえで決断しなければならない」とコメント。復帰に向けて、しっかりと準備を進めているようだ。
「だからこそ、考えなければいけないんだ。我々は考え、そして分析したうえで正しい決断をするよ」
ポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリード、そしてマンチェスター・ユナイテッドとビッグクラブの監督を歴任してきた“スペシャル・ワン”ことモウリーニョ氏。さらなる進化を遂げて戻ってくる日も近いのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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