監督が衝撃の奇行、試合中にコーチの顔面“平手打ち”に海外唖然 「単なる冗談?」「奇妙」
トリマのガメロ監督、試合中にコーチの顔を強打 驚くべき行動に海外メディアも注目
南米サッカー連盟が主催するコパ・スダメリカーナ(欧州のUEFAヨーロッパリーグに相当)2次ラウンド第1戦の珍シーンが脚光を浴びている。デポルテス・トリマ(コロンビア)が現地時間24日にAAアルヘンティノス・ジュニアーズ(アルゼンチン)と対戦し、トリマのアルベルト・ガメロ監督が試合途中にコーチの顔面を平手打ちする映像が拡散。「単なる冗談?」「奇妙な行動」と反響を呼んでいる。
注目を浴びたのは、トリマのガメロ監督が見せた驚くべき行為だ。アンヘルティノス戦は一進一退の攻防が続き、後半途中まで0-0で推移。緊迫したムードがピッチを覆うなか、後半39分にガメロ監督が奇妙な行動に出る。
ピッチ脇で戦況を見守っていた指揮官は口を手で覆い、ピッチに唾を吐くと、おもむろに自軍ベンチへ向かって歩き始めた。ここまでは何気ない試合中のワンシーンだったが、何やらジェスチャーを交えながらベンチに向かって言葉を投げかけた。ベンチ前で同じように戦況を眺めていたコーチの前に立つと、ガメロ監督は素早く右手を一閃。まさかの平手打ちでコーチの顔をはたくという奇行に出た。これにはコーチも驚いた様子を見せ、次の瞬間には思わず叩き返そうとしている。
試合は後半アディショナルタイム4分、アルヘンティノスのDFカルロス・キンタナに決勝ゴールを奪われてトリマが0-1と惜敗したが、その結果以上に一連の奇妙なシーンが注目を集めている。
SNS上で動画が拡散しているなか、コロンビアのスポーツメディア「futbolred」は「単なる冗談?」と記し、「トリマの監督が試合中にコーチを叩いた」と伝えた。また米スポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版の公式ツイッターは「何の理由もなくヒット」と報じている。
コロンビアのラジオ放送局「Antena 2」も「ガメロが平手打ち」「奇妙な行動」も言及した一方、ガメロ監督のコメントも紹介。「平手打ちは、私が感謝している人への愛撫。コーチスタッフは私の家族のようなもの。激怒していたわけではなく、単なる冗談だった」と説明している。その真偽は不明だが、ガメロ監督の珍行動に海外メディアも衝撃を受けたのは間違いないようだ。