「速さと強さ」を求めたマンチーニ監督 長友にキーマン封じの最重要任務を託す

放出要員からの逆襲

 長友は第2節のカルピ戦で後半35分から出場し、ボールウオッチャーとなって失点に絡んで以降はベンチ暮らしの日々が続いた。今夏の移籍市場では6人もの両サイドバックを擁するインテルで、ガラタサライやプレミアリーグへの放出が決定的とも報じられていた。
 来年1月も放出要員と地元メディアにリポートされる中で、長友は腐らなかった。たゆまぬ日々の努力と練習での全力のアピールで、日本が誇るダイナモはマンチーニ監督の信頼と左サイドバックの定位置を再び取り戻した。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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