「革新的なトレーニング」 レアル主将ラモス、休暇中の奇妙な“自家製メソッド”に反響

レアルDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】
レアルDFセルヒオ・ラモス【写真:Getty Images】

ウォーターサーバーの水タンクを用いたトレーニングを公開して話題に

 レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスは現地時間23日、自身の公式インスタグラムを更新。直射日光が照りつけるなか、パンツ一丁でウォーターサーバーの水タンクを振り上げ下げしながらスクワットする独自のトレーニングに海外メディアも「革新的なトレー二ング」と注目を寄せている。

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 ラモスは今季レアルで13年目を迎えたが、かつてないほどの苦境のシーズンとなった。リーグ戦は序盤戦の大不振で早々に優勝争いからの脱落を余儀無くされると、3連覇中だったUEFAチャンピオンズリーグ(CL)もベスト16で伏兵アヤックスに敗退に追い込まれた。2度の指揮官交代で混迷を極めた1年となった。

 今季途中から再登板したジネディーヌ・ジダン監督の元、来季は再建が必至となるシーズンとなるが、主将を担うラモスはオフシーズンから並々ならぬ熱意を見せていた。23日に自身の公式インスタグラムを更新すると、「どんな場所でも、何をしていても…ハードトレーニングだ!」と文章を添え、炎天下のなか、パンツ一丁でウォーターサーバーの水タンクを上げ下げしながらスクワットする独自のトレーニングを動画で公開している。

 この動画に海外メディアも反応。スペインメディア「エル・エスパニョール」は「休息なし。ラモスが印象的な自家製メソッドで自分を追い込む」と見出しを打って報じると、ペルー紙「リベロ」は「革新的なトレーニング」と表現し、「休暇中でも怠ることを望まず、奇妙な方法で特別なトレーニングを実施している」と説明した。

 さらに、「彼のトレーニングに感銘を受けた何千人もの信者が彼を模範していく」と、ラモスが公開した独自のトレーニングがロールモデルとなり発展していく可能性も指摘していた。長年にわたり“白い巨人”のキャプテンを務めてきたラモスだが、そのひたむきさが垣間見えたワンシーンとなった。

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