「ビビッていたらもったいない」 久保建英が南米選手権に意気込み「肩書きは気にしない」

「チャレンジャー精神を持って挑んでいくだけ」

 言葉の端々から、強豪国との対戦を楽しみにしている気持ちが伝わってきたが、「怖い」という感情も持ち合わせているという。

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「楽しみですけど、怖いのは怖いです。レベルの高い選手が真剣に、何としても勝ちを狙ってくる大会だと思うので、そういうところは怖さもあります。でも、それは悪い怖さというよりは、良い怖さなので、それも含めて楽しめたらいいのかなと思います」

 最後にコパ・アメリカでの目標を聞かれた久保は「臆することなく自分のプレーを出す」と言い、「そのまま見出しに使えそうな言葉ですが」と笑った。

 そして、「やっぱりビビッていたらもったいないので、肩書きとかを気にせずに、ピッチに立てば退場しない限りは同数です。(肩書きなどを)特に気にすることなく、自分のプレーをチームとしても、個人としても出すことがいいのかなと思います。もし仮に通用しなくても、悲しむことではないので。(相手は)世界のトップレベルの選手たち。そういう意味ではまさにチャレンジャー精神を持って挑んでいくだけかなと思います」と、力を込めた。

 国内外から大きな期待を寄せられる久保が、いよいよ世界へ羽ばたく。一体どんなプレーを見せてくれるのか、コパ・アメリカが楽しみだ。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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