「ビビッていたらもったいない」 久保建英が南米選手権に意気込み「肩書きは気にしない」
コパ・アメリカの日本代表に選出 「自分の現在地を確かめられたらいい」
日本サッカー協会は24日、コパ・アメリカに臨む日本代表メンバー23名を発表した。そのなかに現在J1で首位を走るFC東京の17歳MF久保建英も名を連ねている。メンバー発表を受けて取材に応じた久保は、南米の強豪が一堂に会するコパ・アメリカに向けて「ピッチに立てば全力を尽くして、自分の現在地を確かめられたらいいかなと思います」と、意気込みを語った。
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2日連続の吉報だった。前日のフル代表初招集は「驚いた」と受け止めた久保だったが、コパ・アメリカの代表選出については「昨日で十分驚いているので、さらに驚くということはありません」と、冷静に受け止めた。
コパ・アメリカで日本はチリ、ウルグアイ、エクアドルという3カ国と対戦する。もちろん、出場機会を得ることが必要になるが、「3試合は約束されているので、そのなかで自分に出場機会が巡ってくるかわかりませんが、ピッチに立てば全力を尽くして、自分の現在地を確かめられたらいいかなと思います」と、2015年、16年とコパ・アメリカを連覇しているチリを含め、南米の各国との対戦を待ちわびた。
主力である久保を送り出すことになる長谷川健太監督は、「人生のなかでも、コパ・アメリカに出られるのは1回あるかないか。最初で最後かもしれないので、いろいろなことを経験してきてほしい」と、久保の成長に期待を寄せた。
その言葉を伝え聞いた久保は、「南米の強豪国がしのぎを削っているところにポッと入っていくわけです。当然、レベルが高い大会に送り込まれますし、本気度も親善試合とは違うと思います。そういう意味では良いシミュレーションどころか、全力を出してもどうなるかわからないくらいの相手だと思うので、良い経験で終わらせず、しっかり結果を求めて行きたいと思います」と、気持ちを引き締めた。