香川の躍動感を称賛する米メディア 「マジック再び」へ高まる期待

ブレーメン戦では「魔法再現ならず」

 ドルトムントの日本代表MF香川真司は、10月31日に行われたブレーメン戦に先発フル出場。チームは3-1で勝利を収め、リーグ3連勝を飾った。直接ゴールに絡むことのなかった香川だが、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は香川に「魔法再現ならず」としながらも、チーム4位タイとなる7点(採点法は10点満点)の高得点を与えている。
 リーグ3連勝を飾ったドルトムントは首位バイエルンとの勝ち点差を5に縮めた。特集では「水曜日のパダーボルン戦の7-1勝利ではシンジ・カガワとゴンサロ・カストロのショーとなったが、ブレーメン戦で輝いたのはロイス、ムヒタリアン、ギュンドアンのトリオだった。大局を見れば、チームの公式戦5連勝はBVBのチーム総合力が理由にあるので、この好調さはすぐになくならないだろう」と分析している。
 香川の採点は及第点の7点。「香川にとっては躍動感のある試合だった。だが、ミッドウィークのカップ戦で彼が見せた同じマジックを再現することはできなかった」と、インサイドハーフとしてゲームメイクの面で貢献した香川を高く評価している。
 その一方で、パダーボルン戦では前半43分に左サイドから美しいループシュートを決め、「小さな魔法使い」と称されたが、その再現とはならなかったとしている。

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