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ブンデス初ハットトリックの武藤 ドイツ紙採点でチーム最高評価もゲット!
孤軍奮闘の活躍 崩壊した守備陣は厳しい評価
マインツの日本代表FW武藤嘉紀は、3-3と引き分けに終わった10月31日のアウクスブルク戦でブンデスリーガ初のハットトリックを達成し、ドイツ地元紙からチーム最高評価を与えられた。
武藤は、ドイツ地元紙「ビルト」の採点(1が最高、6が最低)で、チーム単独トップの2点を与えられた。最高評価となる1点こそ逃したが、ブンデスで初めてのハットトリックという、チームを敗戦から救う孤軍奮闘の活躍で高い評価を受けた。
武藤は前半19分と30分に立て続けに得点を決めてチームに2点のリードをもたらした。しかし、マインツは後半36分までに3失点を喫し、武藤の活躍も虚しく逆転されてしまっていた。守備崩壊のマインツでは、右サイドバックのボログンが4点、センターバックのブンガートとベル、左サイドバックのベングストンの3選手が5点と、守備陣が軒並み低評価を受けた。最終的には後半アディショナルタイムに武藤が起死回生の一撃を決めて、チームは勝ち点1を獲得した。
これで今季6ゴールとなり、得点ランクで同僚のFWユヌス・マリらと並びリーグ5位タイに浮上した。サイドアタッカーからFWに転身した23歳が、ドイツで得点量産態勢に入った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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