「美しくスピーディーな連携プレーを…」 日本戦控えるU-20エクアドル代表監督が警戒
U-20エクアドル代表のセリコ監督 「大陸を代表する立場で来ている」
U-20エクアドル代表は、現地時間23日にU-20ワールドカップ(W杯)初戦で日本と激突する。試合会場のブィドゴシュチュ・スタジアムで行われた前日会見に出席したホルヘ・セリコ監督は「日本はコパ・アメリカに呼ばれるだろう3選手が不在だが、非常にリスペクトすべきチームだ」と警戒を示しつつ、「このW杯では国を代表するだけでなく、大陸を代表する立場で来ていることを忘れてはいけない」と必勝を誓った。
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2大会連続4度目の出場となるエクアドルは、2001年大会、2011年大会にベスト16に進出。17年の韓国大会ではグループステージ敗退に終わっている。しかし、今回の代表は一味違う。U-20南米選手権でブラジルやアルゼンチンといった強豪国を抑え、見事同大会での初優勝を達成。南米王者の肩書きとともに今大会に臨もうとしている。
今回のメンバーには、すでにエクアドルのA代表デビューを果たし、今冬よりスペインのバジャドリードに移籍した大型FWスティーブン・プラサがメンバー入り。また欧州組ではスポルティングのFWゴンサロ・プラタやヴィレムⅡのDFディエゴ・パラシオス、レアル・ソシエダBのGKモイセス・ラミレスといった次世代の注目株たちも招集されている。
林 遼平
はやし・りょうへい/1987年、埼玉県生まれ。東日本大震災を機に「あとで後悔するならやりたいことはやっておこう」と、憧れだったロンドンへ語学留学。2012年のロンドン五輪を現地で観戦したことで、よりスポーツの奥深さにハマることになった。帰国後、サッカー専門新聞『EL GOLAZO』の川崎フロンターレ、湘南ベルマーレ、東京ヴェルディ担当を歴任。現在はフリーランスとして『Number Web』や『GOAL』などに寄稿している。