「イタリアかスペイン」 レスター監督、“ストライカー”岡崎の新天地を地元紙で予言
ロジャーズ監督が称賛「毎日仕事することでしか、彼がスターである理由は分からない」
レスターの元日本代表FW岡崎慎司は退団が発表され、新たな移籍先を探す立場となった。ブレンダン・ロジャーズ監督はチームを去る侍ストライカーについて献身的な姿勢やプレークオリティーを称え、「イタリアかスペインでの挑戦を望んでいる」と、新天地候補を明かしている。英地元紙「レスター・マーキュリー」が報じた。
岡崎は2015年にドイツのマインツからレスターへ加入。入団1年目の2015-16シーズンに、クラブ史上初となるプレミアリーグ制覇に大きく貢献した。「ミラクル・レスター」として世界中から注目を浴びたチームの一員として4シーズンにわたってプレーし続けたが、日を追うごとに出場機会を減らしていった。今季はリーグ戦21試合に出場して0得点1アシストという記録で、加入後初となる無得点でシーズンを終えることになった。
ロジャーズ監督は契約満了をもって退団することを決意した岡崎に言及。シーズン途中で監督に就任したため、ともに過ごしたのは3カ月間ほどだが、日本人ストライカーの献身的な姿勢に強く感銘を受けていたようだ。
「(岡崎の退団は)彼の望みを尊重した。ここでの彼は素晴らしく忠実な選手だったが、33歳になった彼のキャリアにおけるステージを尊重すべきだった。彼はレスター・シティでの物語によって、現在では世界的な名声を得ている。だが、彼はストライカーとして再びプレーすることを望み、その機会を求めている。彼のキャリアはステージの終盤となっている。客観的に見ても、彼は誠実で型があり質を伴ったプレーヤーということが分かる。だが、実際に彼と毎日のように仕事をすることでしか、彼がスターである理由は分からないだろう」
岡崎をスターと称したロジャーズ監督は「手のかからない選手だった」と、岡崎を評している。続けて、ストライカーとしてプレーを望む岡崎に、「ストライカーとしてはゴールで判断される」とアドバイスを送っている。
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