ミラン会長がメネズ、バロテッリの復帰を熱望 「彼らが戻ったら2トップでいこう」

旺盛な現場介入 本田の名前は挙がらず

 ACミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が、今季の司令塔は腰痛手術でリハビリ中のFWジェレミー・メネズだとはっきりと明言した。年明けに腰痛から復帰する日本代表MF本田圭佑のライバルの離脱を嘆いている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 元イタリア首相の名物会長は30日、ミラネッロのクラブハウスを訪問。旺盛な現場介入などで有名なベルルスコーニ会長は、今後のシステム変更を明言している。「4-3-3で様子を見よう。バロテッリとメネズが復帰したら、2トップで行こう。ジェレミーがプレーできないのは残念だ。メネズが司令塔。バッカとバロテッリの2トップは素晴らしい攻撃になると思っていた」と語った。

 ヘルニアの手術を二度も受けたメネズは年内絶望とも報じられているが、昨季16ゴールを叩き出した才気あふれるアタッカーをミランの司令塔と明言。リハビリミスでの復帰の遅れを嘆いた。

 また、スポーツヘルニアで離脱中のFWマリオ・バロテッリとメネズの復帰後に、チームはシステムを変更。コロンビア代表カルロス・バッカとバロテッリの2トップと、メネズが攻撃の核になると会長は宣言した。

 

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