レアル構想外報道のFWベイル、サッカー選手の暮らしに愚痴吐露「まるでロボット」
今夏の去就が注目されるベイル、批判を受け続けたなかでサッカー選手の生活に言及
レアル・マドリードは新シーズンに向けて人員刷新が噂されている。そこで最も注目を集めているのがウェールズ代表FWギャレス・ベイルだ。ジネディーヌ・ジダン監督の構想外とも言われるベイルだが、フットボーラーとしての暮らしについて「まるでロボット」と愚痴ったのだという。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
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シーズンが終わり、ベイルはイギリスのテレビ局「BT SPORTS」のインタビューに答えた。今シーズンはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の穴を埋める役割を期待されたものの、リーガ・エスパニョーラで8ゴールに止まるなど期待に応えられなかった。批判を受け続けた1年になったが、それについて思うことがあったようだ。
サッカー選手が引退を迎えた際、“人生を取り戻した気分だ”と語る人物が多いことについて、ベイルも完全に同意している。
「そうだね、間違いなく。プロのアスリートとして、特にチームスポーツだし、自分自身でスケジュールを選ぶことができないんだ。おそらくなんだけど、テニス選手やゴルフ選手みたいにね」
ベイルと言えばゴルフ好きで有名だ。そのゴルフやテニスのように自身のリズムで大会出場を選べないのがジレンマなのだと語っている。
「僕らはロボットみたいなものだ。いつ、どこで、何を食べないといけないのか。いつコーチの元に行かないといけないのかと言われ続ける。やりたい時にやりたいことができないんだから」
このように愚痴ったベイルだが「ただ、別の言い方をすれば、フットボールというキャリアは本当に短い。そういったことを犠牲にしないといけないよね」とも語っている。批判の声を受けながらも結果を出す――その難しさを味わった1年だからこそ、ベイルは本心を口にしたようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)