「幽霊が撮った写真?」 イニエスタ、“孤独のカンプ・ノウ”に裸足で座り込む姿に脚光
イニエスタがバルセロナを退団してからちょうど1年が経過
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、下部組織時代から22年間在籍したバルセロナを退団してからちょうど1年が経過した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」は、イニエスタが最後の日に誰もいない本拠地カンプ・ノウで1人座り込む感慨深い1枚を、「驚くべき写真」と文章を添えて公式インスタグラムで公開している。
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イニエスタは昨年の夏に神戸と加入。下部組織時代からバルセロナ一筋だった主将は新たな挑戦を選んだ。ラストゲームとなった2018年5月20日のリーガ・エスパニョーラ第38節レアル・ソシエダ戦(1-0)では、ホームのサポーターがイニエスタの背番号「8」を横にした「∞」という、無限大を意味したコレオをスタンドで形成し、レジェンドの旅立ちに華を添えた。
後半37分に途中交代すると、目に涙を浮かべながらチームメートとハグを交わし、次期主将であるアルゼンチン代表FWリオネル・メッシにキャプテンマークを託してスタジアム中で沸き起こる万雷の拍手に見送られた感動的なシーンが世界各国でも取り上げられていた。
同メディアは、バルセロナのラストゲームからちょうど1年後となった5月20日、試合後に誰もいなくなった本拠地カンプ・ノウのピッチ中央で座り込むイニエスタを公式インスタグラムで公開しており、「カンプ・ノウのピッチに1人でいる元キャプテンの驚くべき写真」と紹介。イニエスタが裸足で座り込み、しばらく携帯を触ったあと、呆然とスタジアムを眺める印象的な姿をカメラが捉えていた。
コメント欄では「幽霊が撮った一枚? 孤独さが伝わってくるようだ」「そこには誰もいないが、確かなものがある」「彼の感じている寂しさが伝わってくる」「無限大のイニエスタ」「携帯をしまえ、その瞬間を味わうんだ」とファンの間でも反響を呼んでいた。
神戸では主将に任命されるも、現在チームワーストとなる泥沼のリーグ7連敗を喫しているが、バルセロナのサポーターはイニエスタがカンプ・ノウでプレーした日々を忘れることは決してないだろう。
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