DFコンパニ、シティ退団の決め手は花道飾った“弾丸ミドル弾” 「やり遂げたと自覚した」
レスター戦でコンパニが決勝ゴール 「あれ以上のことはできないだろう」と回想
今季限りでマンチェスター・シティから退団するベルギー代表DFヴァンサン・コンパニが、第37節のレスター・シティ戦(1-0)で決めた“ゴラッソ”が決断の決め手になったと明かした。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
2008年からシティでプレーしてきたコンパニは今季プレミアリーグ、リーグカップ、FAカップの三冠を置き土産に退団する。11シーズンにわたってプレーし、キャプテンとしてチームを支えた精神的支柱だった。契約延長の噂もあったが、古巣アンデルレヒトに選手兼監督として復帰することを発表している。
そう決意させたのは、自らが決めたスーパーゴールだったという。最終節の1試合前、5月6日行われた敵地レスターでコンパニはプレミアリーグ制覇を大きく手繰り寄せるゴールを奪った。
0-0で迎えた後半25分、シティはレスターを相手に陣内に押し込んでパスを回し、攻め上がってきたコンパニにボールが渡った。プレスが来ないと見たコンパニはペナルティーエリア付近までドリブルで運び、右足を一閃。弾丸のようなシュートはゴール右上隅に突き刺さった。
「レスター戦で、ボールが“トップ・ビン(ゴールの上隅)”に突き刺さった瞬間、僕はやり遂げたと自覚したんだ。あれ以上のことはできないだろう。あのゴールが決まり、それが正しいと感じた」
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