アンリが選ぶプレミアリーグのベストプレイヤー10人 序盤戦で輝きを放ったのは?

元フランス代表の英雄は真っ先にペイェを選出

 元フランス代表FWでアーセナルのレジェンドであるティエリ・アンリ氏が、今季10節終了時点でのプレミアリーグベストプレイヤー10人を選出している。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 一番手に登場したのは、現在3位に躍進しているウェストハムMFディミトリ・ペイェ。アンリ氏は今季マルセイユから移籍してきたフランス人司令塔の安定感をチームの好調の理由に挙げ、「チームの頭脳」と評している。スター不在の中堅クラブを仕切るペイェ、見事な組織力を構築したスラベン・ビリッチ監督の指導力、そして、ペイェを獲得した強化部を高く評価。「ここでシーズンが終わりなら、最優秀選手の有力候補」とまで評価している。

 現在2位の古巣アーセナルからは、3選手が選出されている。筆頭は爆発的な攻撃力を誇るチリ代表FWアレクシス・サンチェス。「ケガがなければアーセナルの優勝の可能性は高い。この男のコンディションを維持する必要がある」と、ガナーズのキーマンに指名している。

 続いてはドイツ代表MFメスト・エジル。これまで好不調の波が激しかったプレーメーカーについて、「ついにコンスタントに貢献し始めた。ワールドカップ優勝メンバーで比類なきボールタッチを誇る。視野、パス能力、すべてを持っている」と絶賛している。

 スペイン代表MFサンティ・カソルラについては、「小さなアインシュタイン」と天才物理学者にたとえながら、アーセナルの「頭脳」と分析。カソルラの卓越したゲームメーク能力で攻撃の起点となり、エジルが高い位置で決定的な仕事に専念できると指摘。「マンチェスター・シティにとってのダビド・シルバと同じ」と表現している。

 

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