「レアルが最も必要とする選手」をスペイン紙調査 意外にも“最下位”に沈んだのは…
圧倒的1位アザールにヨビッチが続く ポグバは6位と票が伸びず
レアル・マドリードは無冠に終わったシーズンの反省を踏まえて、夏の移籍市場で大型補強に動くと見られている。ベルギー代表MFエデン・アザール、フランス代表MFポール・ポグバの2人にはジネディーヌ・ジダン監督も特に関心を示していると報じられているなか、スペイン紙「AS」は「レアルが最も必要とする選手は誰か?」と6選手から選出する読者投票を募ったところ、意外な結果が発表された。
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最も票を集めたのは、今季終了後の移籍市場でメガオファーとともに移籍する可能性が「時間の問題」とも報じられているチェルシーのアザール。2位に圧倒的な差をつけ5万3700票を集めた。
昨夏にイタリア王者ユベントスに去ったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの穴を埋めると期待される28歳は、レアルと大筋で交渉がまとまっているとも言われており、ジダン監督は同選手を「ファンタスティック」と称賛している。
2位は3万4700票で、フランクフルトのセルビア代表FWルカ・ヨビッチ。21歳のヨビッチは今季公式戦48試合で27ゴールをマークしており、すでに獲得決定と報じられている。レアルは同選手の獲得に6000万ユーロ(約74億円)を支払う見込みだ。
3位はトットナムのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの2万5300票で、4位はパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールの1万6900票。5位はリヨンのフランス代表MFタンギ・エンドンベレで1万6400票だった。
そして、注目のマンチェスター・ユナイテッド所属ポグバは、意外にも1万38000票で最下位という結果に。先月にはジダン監督が同胞のポグバに対して“ラブコール”を送って話題となったが、同選手の獲得はそう簡単にはいかない様子。ポグバはユナイテッドとの契約が2021年まで残っているのに加え、クラブのオプションでさらに1年を一方的に延長することもできる。レアルが同選手を獲得するには最低でも1億6000万ユーロ(約196億円)が必要で、資金面でも困難となりそうだ。
ジダン監督直々の“ラブコール”があっても、ポグバの票は意外と伸びず。現地ファンの本音が浮き彫りになるアンケートとなった。
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(FOOTBALL ZONE編集部)