不振のレアル、今季監督3人を“成績比較” 電撃復帰のジダンは2位…最高成績は?
ロペテギ、ソラーリ、ジダン 3監督の今季成績をスペイン紙が比較
レアル・マドリードは今季、2度の監督交代が起こるなど近年稀に見る成績不振に陥った。スペイン紙「マルカ」ではフレン・ロペテギ、サンティアゴ・ソラーリ、ジネディーヌ・ジダンと3監督の成績を比較している。
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昨季終了後、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)3連覇を置き土産にジダン監督が電撃辞任。後任には当時スペイン代表を率いていたロペテギ元監督が決定した。リーガ開幕3連勝と順調なスタートを切ったが、第6節でセビージャに0-3の完敗を喫すると、そこから調子は右肩下がり。第10節で宿敵バルセロナに1-5の大敗を喫した翌日の2018年10月29日に解任された。
ロペテギ元監督はCLも含め、10試合の指揮で獲得勝ち点は14ポイントのみ。獲得勝ち点率はわずか44.66%で、今季チームを率いた3人の中では最低の成績。ネガティブな印象のままクラブを去った。
それに次ぐのは、ジダン監督だ。電撃辞任からわずか9ヶ月での復帰を果たすと、終盤11試合で采配を振るった。しかし、チーム状況を劇的に変えるまでには至らず、獲得した勝ち点は17(51.51%)にとどまった。
そして、獲得勝ち点率で見ると、最も成績が良かったのはBチームから昇格で大役を任されたソラーリ前監督だった。17試合で12勝1分4敗、72.54%の勝点を獲得。CL決勝トーナメント1回戦でアヤックスに敗退に追い込まれたことから解任が決まったが、緊急登板の中ではまずまずの成績を残していたと言えそうだ。
来季はジダン監督の下で再スタートを切る“白い巨人”(レアルの愛称)は、この不振から立ち直ることができるだろうか。戦力の大刷新も噂されるなか、フランス人指揮官の手腕に期待が懸かる。
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