北京国安監督、リーグ戦で主力温存の浦和に不敵な笑み 「バルサは同じことをやって負けた」
シュミット監督は主力を2人欠く状況にも「面白い試合になる」と自信
北京国安(中国)のロジャー・シュミット監督は、21日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ最終節・浦和レッズ戦の前日記者会見に出席。直近の試合で主力を温存した浦和についての質問に対し、「バルセロナは同じことをやって0-4で負けた」と不敵な笑みを浮かべた。
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全北現代(韓国)がすでに勝ち点12で1位通過を決めているグループGでは、浦和と北京が熾烈な2位争いを繰り広げている。3月の初戦は北京国安のホームで0-0と引き分け、勝ち点7で並ぶ両者の戦いは勝者が2位通過を確定させる。一方、引き分けた場合は0-0ならグループ全体の得失点差により浦和が突破、1-1以上なら直接対決のアウェーゴール数の差で北京国安が突破という状況にある。
ブンデスリーガのレバークーゼンでも長らく指揮を執ったドイツ人指揮官は、「特別な局面になっている試合だと思います」とコメント。そして、グループステージ突破への自信をうかがわせた。
「まず浦和にはホームというアドバンテージがあるので、我々にとっては難しい試合になる。しかし、我々はここまで何週間もの試合で多くのチャンスを作っていろいろなゴールを決めているし、守備的にも良いパフォーマンスができている。面白い試合になると思っている。必ずゴールを奪って勝利に結びつけたい」
一方で、先週末の国内リーグ戦で負傷した10番のチャン・シーチェについては「彼は筋肉の問題があり、日本に来られなかった」と欠場を明言。さらに、左サイドバックのレギュラーである中国代表DFリー・レイは出場停止と、2人の主力を欠く。逆に浦和は17日のJ1第12節・湘南ベルマーレ戦では大幅なターンオーバーを敢行して主力を多く休ませた。