コバチ監督、バイエルン退団の噂を完全否定 「契約をまっとうすることになると思う」
ファンからのサポートに「感動した」と感謝 クラブ幹部も支持の姿勢を示す
ドイツメディア「sport.de」によると、試合後にコバチ監督はファンからのサポートについて問われ「もちろん感動したよ。私も人間なのでね」とコメント。「観客がいい雰囲気を作ってくれた。それに対して全員に心から感謝したい」と大一番を見るために駆けつけた人々に礼を述べた。
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また、退任濃厚と言われていることに関しては「私はそれとは違う情報を持っているし、来季もこのまま進んでいくと確信している。確実な情報だと信じてもらって構わない。どの方向に話が進んでいるのか普通は分かるもので、私は自分が正しい解釈をしていると思っている。従って、私は自分の契約をまっとうすることになると思う」と明言。2021年の契約満了までバイエルンにいることになると述べ、上層部からそれを保証されていることをうかがわせた。
なお、ハサン・サリハミジッチSD(スポーツ・ディレクター)は、コバチ監督の今後について問われると「これまでその話題に加わったことはないし、今もそうするつもりはない」と慎重な姿勢を見せながらも、「私は彼を完全にサポートしているし、支持している」と断言。来季もコバチ監督が指揮を執るのかとの質問に対しては「そういう前提でいる」とポジティブな言葉を残した。
今後もしばらくはコバチ監督の去就を巡る話題が続くと思われるが、本人は少なくとも前向きな見解を示している。DFBポカールを制すれば、上層部からも続投に向けてもっと確実な言葉が出てくるかもしれない。