レアル、今季最終節で敗戦 ジダン監督が不調のシーズン総括「これが現実だったんだ」
ホームでベティスに0-2敗戦、ジダン監督「今シーズンがひどかったことを認めなければ」
レアル・マドリードは現地時間19日に行われたリーガ・エスパニョーラ最終節ベティス戦で0-2と敗れ、今シーズンのラストゲームを勝利で飾ることはできなかった。スペイン紙「マルカ」によると、試合後にジネディーヌ・ジダン監督は「これが現実だったんだ」と不調のシーズンを総括した。
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移籍が噂されるコスタリカ代表GKケイラー・ナバスらが先発した一方、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルはベンチスタート。そんな布陣で臨んだレアルだが、ブラジル代表DFマルセロ、元フランス代表FWカリム・ベンゼマのシュートがポストに嫌われるなど、なかなか得点を奪えない。
しかし試合は後半16分、ベティスのFWロレン・モロンに先制ゴールを喫すると、同30分には途中出場のFWヘセ・ロドリゲスに追加点を許す。ジダン監督の采配も実らず、本拠地サンチャゴ・ベルナベウで完封負け。不振の今シーズンを象徴するような最終戦となった。
「勝ちたくないと思っていたわけではない。しかし勝てなかったということだ。我々にとって一番良いことは、今シーズンの反省を踏まえて次のシーズンに向けて変化をしていくことだ。それは確実なことだ」
タイトル獲得の可能性がほぼ潰えた段階でレアルの指揮官に復帰したジダン監督。翌シーズンに向けた戦力見極めを主なテーマとしていたが、リーガ3位でシーズン12敗を喫したチームについて、このようにも話している。
「それは複雑なものだった。しかし我々は今シーズンがひどかったことを認めなければならない。シーズン序盤から難しい状況が続き、私が引き継いだ終盤にかけてもだ。これが現実だったんだ」
フレン・ロペテギ元監督が就任しながらも序盤戦で勝ち点を伸ばせず、それを引き継いだサンティアゴ・ソラーリ前監督もチームを好転できず。ジダン監督の下でも完全復調とはならなかったチームは、2019-20シーズンこそ“白い巨人”(レアルの愛称)としてのプライドを取り戻せるのだろうか。
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