長谷部、バイエルン戦の出来に地元紙驚き 「ここまでお手上げ状態は滅多に見られない」
7連覇を果たしたバイエルンに大量5失点 守備を統率するリベロとして悔しい結果に…
元日本代表MF長谷部誠の所属するフランクフルトは、現地時間18日のブンデスリーガ最終節で王者バイエルンに1-5の大敗を喫し、7位でシーズンを終えた。長谷部はリベロとしてフル出場したが、今季出場した試合ではワースト2位タイの5失点。ドイツメディアも「ここまでお手上げ状態の長谷部は滅多に見られない」と驚きを持って報じている。
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来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に一縷の望みをつなげて臨んだバイエルン戦だったが、リーグ7連覇が懸かった王者の猛攻にさらされた。
前半4分、長谷部のカバーリングも間に合わず、バイエルンのフランス代表MFキングスレー・コマンに先制弾を許してしまう。後半5分にFWセバスティアン・アレのゴールで同点に追いついたが、その3分後にシュートのこぼれ球をオーストリア代表DFダビド・アラバに詰められて失点。ポルトガル代表MFレナト・サンチェスに3点目を献上した後も、元フランス代表MFフランク・リベリーには左サイドを突破されたうえに長谷部のスライディングもかわされてループ弾を決められ、元オランダ代表MFアリエン・ロッベンにもコンビネーションで崩されてダメ押しゴールを奪われた。
5失点は長谷部が今季出場した試合では、5日の第32節レバークーゼン戦(1-6)に次いでワースト2位。目の前で7連覇達成を許し、チームも7位フィニッシュで来季のCL出場権を逃してしまった。
ドイツ紙「ビルト」は、「今回も守備の主軸として出場し、最初はバイエルンの勢いにも抵抗を見せていたが、その後は勢いに押され負けてしまった」と指摘。選手採点(最高が1で最低が6)では「5点」と厳しい評価が下された。