サバサバ系? ザ・女子? 長谷川唯×清水梨紗、なでしこ“22歳盟友コンビ”の関係性
【ベレーザ同期対談】お互いのプレースタイルとキャラクターの印象は?
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部日テレ・ベレーザのMF長谷川唯とDF清水梨紗は、リーグ5連覇を目指すチームのサイドを担う主軸だけでなく、なでしこジャパン(日本女子代表)でも中心選手として大きな期待が懸かる。
6月にフランスで開幕する女子ワールドカップのメンバー入りを果たした2人は、2009年にベレーザの下部組織日テレ・メニーナ時代からの盟友。A代表初の大舞台を前に、22歳“同世代コンビ”にお互いについてなど語ってもらった。
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――2人は日テレ・ベレーザの下部組織であるメニーナ時代からの付き合いで、年代別代表、そして2018年からはなでしこジャパン(日本女子代表)でも共闘しています。よく知るお互いのプレースタイルを紹介してもらえますか?
長谷川「梨紗は予測がめちゃくちゃ早くて、1対1も負けません。もちろん運動量もあって、守備を基本にしながらも、攻撃に出ていくタイミングとか回数は、今の日本のリーグで随一だと思います」
清水「えー、照れる(笑)」
長谷川「普段、お互いの印象は話さないからね(笑)」
清水「守備の選手からしたら、唯は嫌な選手。常に走っていて、ボールに関わっている。今はベレーザで一緒にサッカーをやっているけど、練習で相手するのさえ嫌だから、敵からしたら一番嫌なタイプだと思う」
長谷川「でも、梨紗に動きを読まれている気がするから、やめることはあるよ」
清水「私も同じだよ(笑)」
――日頃から相手の読みを上回らないといけないという意味で、相乗効果もありそうですね。
長谷川「あるのかな(苦笑)。でも、他のチームと対戦した時には一発で行ける場面でも、梨紗にはカバーに入られたりするので、そこでもう一つ違うプレーをしないといけない。その点は練習の中で自然とできていますね」
清水「唯は逆を取るのが上手いから、取られないように、取られないように、取られないように(笑)、って感じでプレーしてる」