「ゴールは? どこ?」 浦和vs湘南の大誤審に南米も衝撃「信じられない連続プレー」
Jリーグで起きた“ゴール取り消し”にアルゼンチン紙も反応 「滅多に見られないようなシーン」
17日に行われたJ1リーグ第12節、浦和レッズ対湘南ベルマーレの一戦で、前半途中に湘南のU-22日本代表MF杉岡大暉が放ったシュートがノーゴールとなる“大誤審”が起きたが、この判定は海外でも驚きをもって伝えられている。南米のアルゼンチン紙「オレ」電子版は、動画付きで「ゴールは? どこ?」とのタイトルで報じた。
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問題のシーンは2-0と浦和の2点リードで迎えた前半31分のこと。杉岡がMF梅崎司からのパスを受けて思い切り良く利き足の左でシュートを放つと、浦和の元日本代表GK西川周作も見送るしかないコースに飛び、右ポストを叩いてから逆サイドのネットを揺らした。しかし主審はこれがゴールラインを割っていないとして、ノーゴール判定。曺貴裁監督をはじめとした湘南側の猛抗議も実らぬままだった。
「日本のサッカーで混乱した状況が起きた。レフェリーがベルマーレのゴールを見落とし、それどころか対戦相手である浦和にゴールが生まれかけたのだ。信じられないような連続プレーだった」
同紙は今回の件をこのように切り出すとともに、次のようにも記している。
「滅多に見られないようなシーンだった。ゴールラインが敷かれたネットの間でボールが揺れたし、内側にはっきりと入っている。しかしレフェリーは明らかにゴールとは認めておらず、浦和のGK(西川)がボールを投げた後、何もなかったように続けた。そしてそれがもう少しでホームチームのゴールになるところだった。奇妙なことだ」
杉岡のゴールが認められなかったのはもちろん、西川が投げ返したボールが浦和のロングカウンターの起点となり、FWアンドリュー・ナバウトが湘南GK秋元陽太と1対1になるシーンを迎え、なおかつこの接触でナバウトが負傷退場した一連の流れにも触れていた。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入が世界的に広がりつつあるなかでの今回のレフェリングは、世界的に見ても衝撃度が大きいのは間違いない。
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