チェルシーにチャリティーマッチの“代償” MFロフタス=チークがアキレス腱断裂で手術
米国での試合で足を痛めて交代 アキレス腱断裂診断で最長1年間の長期離脱も…
UEFAヨーロッパリーグ(EL)で決勝進出を決めたチェルシーは、現地時間12日に行われたプレミアリーグ最終節レスター戦(0-0)後に渡米し、米MLS(メジャーリーグサッカー)のニューイングランド・レボリューションとチャリティーマッチを行った。3-0で勝利したなか、イングランド代表MFルベン・ロフタス=チークがアキレス腱を断裂し、手術を受けることになったとチェルシー公式サイトが報じている。
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後半開始からピッチに立ったロフタス=チークは、試合が行われたジレット・スタジアムの芝生に足を取られて、足を痛めてしまった。ピッチ外で治療を受けることになったロフタス=チークを見て、このチャリティーマッチ開催に不満を示していたマウリツィオ・サッリ監督はジャケットを地面に投げ付けていたが、指揮官の不安は的中することになった。
試合後、松葉杖をついて会場を去る姿がツイッター上で出回っていたロフタス=チークについて、チェルシーは公式サイトで声明を発表。アキレス腱断裂により、16日に手術を受けることになったという。これにより、5月29日にアゼルバイジャンのバクーで行われるEL決勝アーセナル戦の出場は不可能となった。
英紙「ザ・サン」は「最低でも6カ月は戦列を離れることになると報じられているが、最悪の場合は1年間、欠場する可能性もある」と指摘。同紙のアンケートで、チェルシーファンの90%以上は「選手が深刻な怪我を負うリスクを考慮して、チャリティーマッチを行うなら、EL決勝後にするべきだった」との考えを示し、クラブに疑問を呈している。
チェルシーは、イングランド代表の一員としてロシア・ワールドカップにも出場し、チームで定位置をつかんでいた23歳の離脱を乗り越え、ELで頂点に立てるだろうか。
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