アトレティコ会長、シティが狙う22歳若手MFの去就に言及 「彼が行きたいと考えたら…」
プレミアリーグ連覇のシティは主軸フェルナンジーニョの後釜を探索
プレミアリーグ連覇を果たしたマンチェスター・シティは、34歳となったブラジル代表MFフェルナンジーニョの後継者を探している。現在、アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表MFロドリがトップターゲットに挙がっているが、アトレティコのエンリケ・セレソ会長は移籍が実現するかは彼の意思次第と、スペインのラジオ番組「El Partidazo de COPE」でコメントをした。
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ジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるシティは、過去の移籍市場でもフェルナンジーニョの代役を求めてきた。しかし昨夏は27歳のイタリア代表MFジョルジーニョをチェルシーに奪われ、今冬はバルセロナにアヤックスに所属する22歳のオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングの獲得を阻まれた。
新たな獲得候補に挙がっているのが、アトレティコのロドリだ。移籍金7000万ユーロ(約85億円)に設定されている22歳について、アトレティコのセレソ会長は移籍の可能性をほのめかした。
「現時点でロドリは、アトレティコ・マドリードの選手だ。しかし、明日、彼の元にオファーが届き、彼が行きたいと考えたら……。私たちが彼を放出したくて、クラブを去ることはない。実現するとしたら、彼自身が望んだ時だ」
今季、フェルナンジーニョは公式戦42試合に出場した。しかし、今月4日に34歳となった攻守のリンクマンが、来季も同じペースで試合に出られるのは困難だと考えられている。
ロドリは昨夏、ビジャレアルからアトレティコに加入し、今季は46試合に出場して2ゴールを挙げている。18日に行われるFAカップ決勝のワトフォード戦を制すことができれば、シティは史上初となるイングランド国内3冠を達成する。すでに多くの成功を手にしているグアルディオラ監督だが、来季に向けた強化プランを描いているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)