「羨ましかった」 元韓国代表の英雄MF、5年間のJリーグ生活で学んだこととは?
Jリーグが醸すスタジアムの雰囲気を称賛 「サッカー選手にとって最適の環境だと思う」
当時のKリーグとJリーグを比較し、日本ではサッカーに集中できる環境が整っていたと回想する。ユ・サンチョル氏は「チームドクターという職業も日本で初めて知った」と明かしており、負傷後の対応は大きな違いの一つだったようだ。
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「(日本では)怪我をしたらチームドクターのところに行く。診断が下され、その後のスケジュールを組んでいく。怪我が治れば、今度はフィジカルコーチの判断を仰ぐ。選手はサッカーに集中すればよく、その環境がとても羨ましかった」
そうしたコンディション面だけでなく、同氏は試合での違いも指摘している。その最たる例として「スタジアムの雰囲気」を挙げ、Jリーグを次のように称賛している。
「当時のJリーグは3~5万の観衆が入ることもあり、満員の日も多かった。Kリーグの観客数も増えているが、空席が目立つ試合が多いのも事実。率直に言って、プレーする選手の立場では緊張感が違う。サッカー選手にとって最適の環境だと思う」
韓国のレジェンドにとって、Jリーグ時代は良き思い出となっているようだ。