レスターDF、退団の岡崎慎司に熱き惜別メッセージ 「彼は過小評価されている」
“同期入団”のフクスが公式サイトで絶賛「クラブにとってアメージングな選手」
レスターの元オーストリア代表DFクリスティアン・フクスがクラブ公式サイトのインタビューで、今季限りで退団する日本代表FW岡崎慎司への思いを熱く語っている。「彼は過小評価されている」「アメージングな選手」と侍ストライカーを絶賛した。
フクスは岡崎と同じ2015年夏に、シャルケからレスターへと加入。左サイドバックのレギュラーに定着し、岡崎とともに奇跡のプレミアリーグ初優勝に貢献した。自身のインスタグラムでは岡崎とのツーショット写真を載せるなど、2人の仲の良さはサポーターにとっても有名だった。
今季限りで退団する噂もあったフックスだが、1年契約を延長。しかし、同期の岡崎は出場機会を求めて退団を決意した。「僕の疑問はこれからトレーニングや試合前のストレッチを誰とやればいいのかということだよ。彼が移籍すると知ってから、この疑問が僕を悩ませているんだ」と“パートナー”だった岡崎の退団に落胆しているという。「彼はクラブにとってアメージングな選手」として、岡崎への賛辞と別れを惜しむ言葉を続けた。
「彼がいなくなって寂しいと思うのは僕だけじゃないだろう。彼と一緒にいくつものチャレンジをしてきた。チーム全体、クラブ全体、そしてファンが僕と同じ気持ちだと思う。彼はおそらく少し過小評価されているよ。僕が言えるのは、トレーニングでは彼と対戦したくなかったということ。彼は本当に素晴らしい選手だ」
そして、フクスは新天地を目指す岡崎に対し、「彼の不在は損失になるだろうけど、彼がキャリアの新たなチャンスを求めて移籍を臨む気持ちは理解できる。彼の成功を願っている」と全力のエールを送った。
記録よりも記憶に残るプレーでファンからの人気を集めた岡崎。ともに戦ったチームメートからも絶大な信頼を獲得していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)