「それを乗り越えた先に…」 広島“新7番”野津田、直面する課題と見据える“成長像”
7番の“先輩”森﨑浩司もエール「ガクさしさを捨てず、新たな7番像を作ってもらえれば」
同じ広島生まれ、広島ユース出身、レフティーで、野津田が今季から背負う「7番」の象徴でもあった森﨑浩司アンバサダーは、成長を期す24歳の後輩にエールを送る。
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「彼に7番を背負ってもらえたのが僕は嬉しいです。でも、ガクらしさを捨てないで欲しいし、僕に合わせる必要もない。新たな7番像を作ってもらえるのが理想です。もしかしたら、今は考えすぎている部分があるかもしれない。決定的な仕事が求められていると思うので、早くゴールを決めて欲しい。そこが決まれば少し気も楽になると思います」
野津田も、森﨑の背中を見てきたからこそ「(7番は)重みのある数字だし、結果を残さないと、というのはもちろんあります」と語る。
「手応えを感じる試合もあるし、やれてないこともないです。ただ、感触は悪くない反面、目に見える結果がないと、前線の選手としてはよりその実感を得られない。一つ結果を得るまでの過程で今は課題に直面していますけど、それを乗り越えた先に自分は成長できると思うので、やり続けるだけだと思います」
さまざまな経験を経て逞しくなったレフティーが、蓄えたエネルギーを一気に爆発させようとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)
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