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「フィールドは大混乱」 ガラタサライの対戦相手がVARでのPK献上に激昂し退場処分
アクヒサルDFロペス、PK献上の判定に猛抗議+ペットボトル叩きつけでイエロー2枚
日本代表DF長友佑都が所属するガラタサライは現地時間15日、トルコカップ決勝でアクヒサルを3-1で破り、3年ぶり18回目の優勝を果たした。ガラタサライは後半35分から一気に3ゴールを挙げて鮮やかな逆転勝利を飾ったが、勝負の分かれ目となったのが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるPK判定とアクヒサルの退場劇だ。ヒートアップした選手6人が主審に食い下がる光景を、地元メディアは「フィールドは大混乱」と報じている。
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ガラタサライの長友はベンチ外となった一戦、後半12分にアクヒサルが先制。しかし、後半30分に勝負を分けるプレーが起こる。ペナルティーエリア内に侵入したセネガル代表FWエンバイェ・ディアニェに対し、アクヒサルのポルトガル代表DFミゲル・ロペスが背後からタックルを仕掛け、足をかけて倒したかに見えた。
しかし、主審はファウルを吹かず、その後続行されたプレーが切れたタイミングでガラタサライはPKを主張し、主審もVARと通信して映像を確認。ロペスの右足がディアニェの右足にかかっていると判断され、ガラタサライにPKが与えられた。
ロペスは鬼の形相で主審に抗議し、主審がイエローカードを提示。一旦はチームメイトが間に入って引き離されたロペスだが、怒りが収まらないのかペットボトルを地面に叩きつけるとすぐさま2枚目のイエローカードを受けて退場処分となった。その後、アクヒサルの選手6人が主審に食い下がるも判定は覆らず。PKを決められて同点とされ、数的不利のアクヒサルは終了間際に立て続けに2失点を喫し、1-3で逆転負けを喫した。
トルコ紙「アクシャム」は「ミゲル・ロペスがレッドカードを受けて抗議」と伝えれば、トルコのスポーツ専門サイト「Sporxtv」は「フィールドは大混乱」と判定を巡る騒動について報じている。
一つのVAR判定から退場劇、逆転負けに発展して大会連覇が水の泡と消えただけに、アクヒサルにとってはなんとも悔やまれるワンプレーとなった。
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