英メディア特集 35歳以上世界最強イレブンvs19歳以下ベストチーム!

欧州リーグでプレーする選手から選出

 先日、イタリアでは新たなスターが誕生した。その名もジャンルイジ・ドンナルンマ。ACミランに所属する超新星は、16歳242日というセリエAのGK史上最年少スタメン記録を樹立。20年前に同国の偉大な先輩で、同じファーストネームを持つユベントスGKジャンルイジ・ブッフォンが打ち立てた記録を1年以上も塗り替え、注目を集めた。

 2人の歳の差は21歳。このように欧州トップレベルで活躍する選手の中には、親と子ほどの年の離れた選手が混在する。そこで、英サッカー情報サイト「Squawka」では、プロキャリア20年以上のベテラン選手を集めた「オールド・ボーイズ」と、20歳以下の逸材で構成される「ヤング・ラッズ」という、2つの対照的なベストイレブンを紹介している。

 「オールド・ボーイズ」は超攻撃的な4-2-1-3システムを採用。守護神に選ばれたのはユベントスの主将ブッフォン。1995年にパルマでプロデビューを果たした男はキャリア通算773試合の出場を誇る大ベテラン。37歳だが、今なお世界最高の守護神として君臨する。

 右サイドバックは96年デビューのデンマーク代表DFラルス・ヤコブセン。母国の名門コペンハーゲンをはじめ、独ハンブルガーSVや英エバートンなどで活躍。現在は仏ギャンガンでプレーする。代表79キャップを誇り、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)の日本戦にも出場していた。そして左サイドバックは元スペイン代表DFファンフラン。プロデビューから21年が経過してなお、この39歳は正確無比な左足のクロスを武器に、現在もレバンテで定位置を確保している。

 センターバックはともに96年からプロとしての歩みを始めたエラス・ヴェローナのラファエル・マルケスと、モンペリエ守備陣の要であるブラジル人DFヒウトンが入った。36歳のマルケスは正確なフィードと的確な読みが武器で、名門バルセロナでもプレーしたメキシコの英雄。36歳となったが、14年のブラジルW杯でも健在ぶりを見せた。一方のブラジル人DFヒウトンは代表経験こそないものの、38歳となった今季もモンペリエでレギュラーを務める。180センチと小柄な、フランスリーグを代表するセンターバックだ。

 

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