ベイルは「レアルにふさわしくない」 クラブOB守護神が一刀両断「ひどいシーズン」
元スペイン代表GKレモン氏は、新エースのチャンスを生かせなかったベイルを酷評
かつてレアル・マドリードでプレーした元スペイン代表GKガルシア・レモン氏は、今季不調のウェールズ代表FWギャレス・ベイルについて、レアルにふさわしくない選手だと自ら証明したとの見解を示している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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2013年夏にトットナムから移籍金1億300万ユーロ(約130億円)でレアルへ加入したベイルは、4度のUEFAチャンピオンズリーグ制覇やUEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップの優勝を含む14個のタイトルを獲得。一方、スペインでは度々怪我に悩まされてパフォーマンスが安定せず、レアルサポーターからはしばしば批判の的となっていた。
今季はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ去り、新エースとして期待されていたが思うように成績は伸びず。公式戦42試合で14ゴールしか挙げられていない。
レモン氏はスペインのラジオ番組「ラジオ・マルカ」で、「レアル・マドリードの大きな問題は、ほぼすべてのメンバーを新しくしないといけないことだ。一部の選手は本当にひどいシーズンを送り、彼らがここでプレーするにふさわしくないと証明した」と一斉等両断。そして、このように続けている。
「ベイルはそのうちの1人で、今年、成功して主役になれるチャンスを与えられたにもかかわらず、それに応えられなかった」
また、ジネディーヌ・ジダン監督はコスタリカ代表GKケイラー・ナバスの今夏退団にあたり、息子のルカ・ジダンをベルギー代表GKティボー・クルトワの控えキーパーとして昇格させた。息子贔屓と批判の声も上がるなか、レモン氏は「マドリードがナバスに対してフェアじゃなかったとは思わない。今のレアルの問題は、素晴らしいキーパーが2人もいるということだ。ジダンがルカを選んだのは、彼が素晴らしいゴールキーパーであるから」と述べ、ジダン監督の決断を擁護していた。
果たして、レアルは来季に向けてどのような陣容に変貌を遂げるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)