日本でも活躍の元韓国代表MF、過去のうつ病を告白 「治療して、より強くなった」
「うつ病の治療をして、より強くなったと感じた」 そして指導者として再スタート
日韓W杯で韓国代表を率いたフース・ヒディンク監督の歩みを思い浮かべていたという。ユ・サンチョル氏にとって「初めてプロの監督を経験した」のが太田シチズンであり、その重圧は想像をはるかに超えていたようだ。
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退任後の2013年を思い返した同氏は、「正直なところ本当に大変だった。太田から離れて5カ月間、人には会わず家にいました」と語っている。1年間は治療に専念し、翌年から再び監督業に精を出した。
「うつ病の治療をして、より強くなったと感じた。そして2014年から周りの助けも借りながら蔚山大学で指揮を執り、とても楽しかった」
2017年から18年まで全南ドラゴンズを指揮して第一線に舞い戻ったユ・サンチョル氏は、今月14日に仁川ユナイテッドの新監督に就任。年輪を重ねながら人生経験を深めたかつての名手が、再び手腕を発揮してくれそうだ。