シャビが指揮官としてACL参戦!? カタールで“監督デビュー”とスペイン紙報道
残り2試合で現役引退 指導者ライセンスを取得後、アル・サッドで“シャビ監督”誕生か
元スペイン代表MFシャビ・エルナンデス(アル・サッド)は、今月限りでのプレーヤーとしてのキャリアに終止符を打つことを発表している。今後のキャリアについて、どのように歩むか去就が注目されているなかで、バルセロナを基幹とする「ムンド・デポルティーボ」紙は、そのままカタールに残って指導者としての第一歩を踏み出すことになると報じている。
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同紙によるとシャビが現役選手としてプレーするのは、残り2試合。日本代表MF中島翔哉が所属するアル・ドゥハイルとの国内カップ戦決勝と、同20日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ最終節のペルセポリス戦だ。
そしてこの連戦がアル・サッドにとっても一つの区切りになる模様で、チームを率いるジェズアウド・フェレイラ監督の退任が決まっているのだという。クラブも「これは最終的な決定で、木曜日の試合はフェレイラの指導の下で、最後の決勝となる。3年半の間、我々は彼とともに仕事ができたことを誇りに思う」との声明を発表している。
そしてフェレイラ監督の後任についてはまだ正式発表されていないが、同紙によるとシャビの監督就任が既定路線となっているようだ。シャビ自身は来週から6月14日まで、マドリードで行われる指導者講習会でライセンスを取得する必要があるが、それをクリアし次第、正式に“シャビ監督”が誕生するとしている。
現地スペインのメディアでは古巣バルサへの復帰、ならびに南部の名門ベティスが指導者として興味を示したとの報道があった。しかしシャビ自身は現役最後の地となるカタールに残り、決勝トーナメント進出が決まっているACLなどでの指揮を執ることで、指導者としての経験値を積み上げていくことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)