今季プレミアリーグの“新戦力”を英紙が総括 「補強成功例」として選出した6人は?
多くの新加入選手の中で輝きを放った6選手を紹介 岡崎、武藤の同僚も選出
2018-19シーズンのプレミアリーグは、マンチェスター・シティが2年連続4度目の優勝を飾って幕を閉じた。開幕前には多くの選手が新天地を求めたが、そのなかでも最も輝きを放ったのは一体誰なのか。英紙「ガーディアン」では、インパクトを残した新戦力6選手を紹介している。
まずはリーグ14位の中堅ボーンマスで異彩を放ったのが21歳のウェールズ代表MFデイビッド・ブルックスだ。レフティーのゲームメーカーは2015年に英5部相当ハリファクス・タウンでデビューを飾り、昨夏に英2部シェフィールド・タウンからボーンマスへ移籍してきた。開幕からレギュラーポジションをつかむと、最終的には30試合で7得点5アシストをマークし、14アシストを記録したライアン・フレイザーとともにチームの攻撃を牽引した。
2人目はノーリッジからレスター・シティに移籍したU-21イングランド代表MFジェームズ・マディソンだ。元日本代表FW岡崎慎司の同僚となり、背番号10を背負ったキックの名手は、プレミア初参戦で36試合7得点7アシストと文句なしの活躍を見せた。イングランド代表デビューはまだだが、レスターのブレンダン・ロジャーズ監督は「彼には特大の才能がある」と称賛を送っている。
ニューカッスルで日本代表FW武藤嘉紀と同僚のスイス代表DFファビアン・シェアも名を連ねた。スタメン定着は11月に入ってからだが、降格圏に沈んだ前半戦から巻き返し、13位でフィニッシュしたニューカッスルの守備を支えた。第23節のカーディフ戦(3-0)では2得点、第28節のバーンリー戦(2-0)でもエリア外からの弾丸ミドルシュートを決めるなど、攻撃面でも貢献度は高かった。
リバプールが6700万ポンド(約95億円)の大枚を叩いて獲得したブラジル代表GKアリソンの活躍も見逃せない。リーグ優勝はあと一歩のところで逃したが、アリソンは全試合フルタイム出場を果たし、リーグ最少失点(22失点)に貢献した。ユルゲン・クロップ監督はその実力を絶賛し、「これほど良い選手だと知っていたら、倍の金額を払っていた」とコメントしたことも有名だ。
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