クロップが目指す真のターゲット 8年間を共にしたドルトムントの愛弟子獲得か
マインツ時代から師事
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、古巣ドルトムントから狙う真のターゲットはセルビア代表DFネヴェン・スボティッチのようだ。英スポーツ情報サイト「The Sport Review」が報じている。
クロップ監督がリバプールの監督に就任した直後から、ドルトムントからかつてのまな弟子たちを獲得するのではといううわさが報じられてきた。具体的には主将のDFマッツ・フンメルスや、MFマルコ・ロイスなどがターゲットであるとも伝えられる中、ドイツ人ジャーナリストのラファエル・ホニグステイン氏は、今季は出番の少ないセンターバックのスボティッチこそが真のターゲットであると主張している。
「(ドルトムントの)CEOや会長は、クロップがターゲットにしているのはそれらの選手ではない。スボティッチの取引が行われるだろう。彼は(トーマス・トゥヘル監督に)気に入られていない」
スボティッチは2008年、クロップ監督と共にマインツからドルトムントへ移籍。マインツ時代から目をかけられてきた。指揮官がトゥヘル監督に代わった今季は、負傷もあり出場はわずかに2試合と出番を減らしてきた。復活を期す男は、昨季まで07年のプロデビューから昨季までの8年間師事した恩師の下へ旅立つことになるのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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