バルサ、まだCLの悪夢から醒めず? ブスケッツが心境吐露「傷はあまりにも深い」
ホーム最終節で快勝も… 「100%でプレーしたかったが、困難だった」と明かす
バルセロナは現地時間12日、リーガ・エスパニョーラ第37節で日本代表MF柴崎岳の所属するヘタフェと対戦し、ホームで2-0と勝利を収めた。リバプールに0-4と完敗を喫し、2戦合計3-4の大逆転負けで決勝進出を逃した悲劇のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦から中4日で迎えた今季のホーム最終戦。バルサの選手たちが気持ちを切り替えるのはそう簡単ではなかったようだ。スペイン紙「スポルト」が伝えている。
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バルセロナはCL準決勝第2戦、第1戦をホームで3-0と勝利して大きなアドバンテージを持ってリバプールの敵地に乗り込んだが、前半7分にベルギー代表FWディボック・オリギに先制点を許すと、後半9分、11分と立て続けに失点。2戦合計スコア3-3と追いつかれて迎えた同34分、相手のセットプレーで一瞬守備の気が緩んだところを突かれ、悪夢の大逆転劇を許してベスト4で姿を消した。
失意のなかで迎えたヘタフェ戦。すでにリーガ優勝を決めているバルセロナは危なげない試合運びで勝利を飾ったが、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツは試合後にこう振り返っている。
「我々は今日、戦わなければならないと分かっていたが、本当に全員にとって厳しかった。100パーセントでプレーしたかったけど、(リバプールで)起きたことのせいで、それは困難だった」
25日にはバレンシアとのスペイン国王杯決勝が待っているが、ブスケッツは「前に進み続け、決勝に集中しなければならない。クラブ、ファン、そして、選手の傷が癒えることを願う。この次の挑戦も簡単なものではない。2冠も決して簡単ではないが、リバプール戦の傷はあまりにも深い」と述べた。
バルセロナにとって、とてつもなく大きなショックとなってしまったCL敗退。果たして、選手たちはモチベーションを上げて国王杯で優勝トロフィーを掲げることはできるのだろうか。
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