「創作をやめてくれたら感謝するだろう」 ラキティッチ、バルサ退団の噂に怒りの反論
自身の公式ツイッターを通じ、インテル行きが秒読みとの報道を否定
バルセロナのクロアチア代表MFイバン・ラキティッチは、2シーズン連続26回目のリーグ優勝に大きく貢献した。その直後にインテルへの移籍が秒読みと報じられたラキティッチだが、その報道内容を否定したと、英紙「デイリー・メール」が伝えている。
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ラキティッチは2014-15シーズンにセビージャからバルセロナに加入し、常に主力として活躍を続け5シーズン目を終えようとしている。今季も第37節終了時点で33試合出場3得点という結果を残している。その他にも、今季はスペイン国王杯での決勝進出やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのベスト4に貢献している。
今年で31歳となったクロアチア代表MFは、バルセロナとの契約期間を2021年までとして残り2シーズンとなっている。その一方で、クラブは今季CLベスト4への躍進に貢献したアヤックスのオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングを獲得。高齢化する中盤の強化に着手し始めた。
CLで優勝を逃したバルセロナは今季終了後にも若返りを図り大刷新すると言われているが、その放出候補にはたびたびラキティッチの名前も挙がっていた。そういった状況下でスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は、「バルセロナが見積もっていたであろう最低5000万ユーロ(約62億円)の移籍金でインテルと合意間近」と報じていた。
その報道を受けたラキティッチは、自身の公式SNSで該当記事のスクリーンショットを掲載。「創作をやめてくれたら、私は感謝するだろう。バルセロナのことだけに集中して、ここであと何年も続けたいと思っているし、2冠を達成したいんだ」と、コメントを添えて公開した。さらに、兄のデヤンを代理人として報道し、インテル移籍の可能性を否定しなかったという報道に対して、「ちなみに、私のエージェントはアルトゥーロ・カナレスという名前だ。ありがとう」と、皮肉交じりに反論している。
現段階ではラキティッチが公開したその投稿は削除されていて、確認をすることができない。ラキティッチは25日に行われるバレンシアとのスペイン国王杯決勝を前に、自身の移籍報道を否定して火消しを図ったようだが、逆に火を点けて報道を加熱させてしまったのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)