C・ロナウドは「いじめっ子」 ローマMFへの“小さいジェスチャー”が波紋「不快な一面」
ロナウドとフロレンツィが口論から一触即発 嘲笑の後にすぐさま謝罪?
ユベントスは現地時間12日、セリエA第36節ローマ戦に0-2で敗れた。今季3敗目を喫したなか、エースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは相手選手と口論になった際に、手で「お前は小さすぎる」とジェスチャーをとり、海外メディアも「いじめっ子」「不快な一面をのぞかせた」と報じている。
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スコアレスで折り返した試合は後半、ユベントスは主導権を失ってしまう。後半34分にイタリア代表MFアレッサンドロ・フロレンツィに先制弾を許すと、アディショナルタイムにはボルニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコにダメ押しゴールを決められ、0-2で敗れた。
すでにリーグ優勝を決めているユベントスにとっては消化試合だったが、ライバルであるローマに対して完敗を喫するのは心中穏やかではないだろう。エースのロナウドも試合中にフラストレーションを溜めていた。注目を集めているのが、後半12分過ぎのやりとりだ。
ユベントスはイタリア代表DFレオナルド・スピナッツォーラが傷み、プレーを切ろうとタッチラインの外にボールを蹴り出した。ローマの本拠地オリンピコがブーイングに包まれたなか、ローマのフロレンツィとロナウドの間で口論が勃発。ロナウドは“静かにしろ”とばかりに左手の人差し指を口にあてると、今度はフロテンツィの頭の高さに右手を並行にしたあとにしゃべるような仕草をし、あざ笑うかのように笑い飛ばした。
エキサイトしたフロレンツィは同僚の仲裁で引き離され、一触即発のムードも漂ったが、主審の注意もあってロナウドはフロレンツィとハグして“仲直り”。両者にはカードが提示されずに事は済んだ。
スペイン紙「マルカ」は「フロレンツィの前でクリスティアーノ・ロナウドの嘲笑」と見出しを打ち、「君は話すには小さ過ぎる」とジェスチャーを代弁。英紙「メトロ」は「ロナウドは試合で不快な一面をのぞかせた」と伝えた。
また、イタリア地元紙「ラ・レプブリカ」は「クリスティアーノ・ロナウドはフロレンツィのいじめっ子。『君は話すには小さ過ぎる』。そして謝罪」と言及。記事によれば、この騒動直前にジェコが倒れていたにもかかわらずユベントスがプレーを続行したことにフロレンツィが不満を示したのが発端だったという。
ロナウドのジェスチャーは侮辱の側面も持つため、海外メディアで波紋を呼んでいる。
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