バルサ戦先発の柴崎、前半のみで交代 現地は厳しい評価「守備面で貢献しようと走ったが…」
2試合ぶりの先発出場も0-1のハーフタイムに交代 チームは0-2で敗戦
ヘタフェの日本代表MF柴崎岳は現地時間12日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節バルセロナ戦で2試合ぶりとなる先発出場を果たしたものの、前半45分間のみのプレーに終わり、試合も0-2で敗戦した。現地メディアの採点と寸評もやや厳しいものとなっている。
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UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝リバプール戦でのショッキングな敗戦の傷が癒えないバルサに対し、ヘタフェは前半ペースを握る。前半14分に仕掛けたカウンターから柴崎がミドルシュートを放ち、同26分にも柴崎のインターセプトが起点となったカウンターからヘタフェがゴールネットを揺らしたものの、オフサイド判定によって得点は認められなかった。
地力で勝るバルサは前半39分にFKから元スペイン代表DFジェラール・ピケのヘディングシュートがこぼれたところに、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが詰めて先制点をゲットした。1-0でハーフタイムを迎え、ここで柴崎は交代。後半44分にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの突破から誘発されたオウンゴールによってバルサが追加点を奪い、試合の趨勢は決まった。
出場時間が45分にとどまったこともあってか、スペイン紙「AS」の採点で柴崎は3つ星満点のうち「評価なし」となった。その一方で寸評は以下のように記されている。
「彼は左サイドハーフとして守備面で貢献しようと走っていた。ただしボールを受け取った場合の役割をほとんどできなかった。その面ではほぼ貢献できなかったと言えるだろう。そのためハーフタイムに交代した」
ミドルシュートこそあったものの、ゲームを作る役割は果たせなかったと厳しい評価だ。かつて鮮やかな左足ボレーでリーガ初ゴールを奪い取ったバルサ相手の一戦だったが、今回は苦い記憶となったかもしれない。
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