30勝、97ポイント、シーズン1敗… 2位フィニッシュのリバプール、無念の“初づくし”
ウォルバーハンプトンに勝利もシティとの勝ち点差を縮められずに無念の2位
プレミアリーグは現地時間12日に全日程が終了し、マンチェスター・シティが2年連続4度目の優勝を決めた。最後までシティを追いかけ続けたリバプールは、勝ち点わずか1及ばずにタイトルを逃した。ユルゲン・クロップ監督が率いた“レッズ”はリーグ史に残る好成績を残しながら、無念の2位フィニッシュとなった。
リバプールは本拠地でウォルバーハンプトンとの最終戦となった。セネガル代表FWサディオ・マネが2ゴールを挙げて2-0の勝利を収めたが、シティもブライトン相手に4-1と快勝。両者の勝ち点差は縮まらず、シティが勝ち点「98」で2連覇を決めた。
リバプールが積み上げた勝ち点「97」という数字は、昨季シティが記録した「100」、今季のシティの「98」に次ぐ歴代3位の好成績だった。シーズン30勝を挙げ、黒星はわずか一つで乗り切ったが、7引き分けと勝ち切れない試合の多さが最後に響く結果となった。
今季のリバプールは異例の“初”づくしでもある。データ分析会社「オプタ」によれば、30勝以上を挙げ、かつ97ポイントを獲得してタイトルを取れなかったのはトップフライトで史上初めての出来事だという。さらに、シーズン1敗でタイトルを獲得できなかったチームもリバプールが初めてだったようだ。クロップ監督の下、UEFAチャンピオンズリーグで2年連続決勝へ駒を進めるなど完成度の高さを示したが。今季はこのまま無冠に終わる可能性すらある。
2013-14シーズンに続き、またしてもあと一歩のところでタイトルを逃したリバプール。今季も忘れられないシーズンとなったことは間違いない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)