「地獄に落ちろと言われても構わない」 ミランの“闘犬”ガットゥーゾ監督が持論を展開
自身を罵倒のバカヨコにも寛容な姿勢を見せ、フィオレンティーナ戦で先発起用
ACミランを率いる元イタリア代表MFジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は、現地時間6日に行われたセリエA第35節ボローニャ戦(2-1)の試合中、フランス代表MFティエムエ・バカヨコと口論する場面が報じられた。ガットゥーゾ監督は衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版で、チームのためになるなら選手に罵られても問題ないという自身の考えを明かしている。
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ボローニャ戦の前半26分、ミランは元アルゼンチン代表MFルーカス・ビリアが負傷してプレー続行が不可能となった。ガットゥーゾ監督は、ベンチ入りしていたバカヨコに交代出場を命じたが、準備に時間がかかったため、MFホセ・マウリを起用。これにバカヨコが激怒し、監督に罵声を浴びせたとされている。
11日に行われたフィオレンティーナ戦、ガットゥーゾ監督はバカヨコを先発起用し、チームは1-0で勝利を手にした。試合後、バカヨコとの関係についてコメントを求められたガットゥーゾ監督は「次の日にはもう過去のことになった。私は選手に〚地獄に落ちろ〛と言われても構わない。重要なのはロッカールームで、選手たちがチームメートにリスペクトを示すことだ。私はミランのために何がベストかを考えなければいけない。選手たちがクラブのために私を罵る必要がるなら、それは受け入れられるよ」と語っている。
ミランは36試合を消化したセリエAで暫定5位となっており、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場の可能性を首の皮一枚残している。ガットゥーゾ監督は、チームの戦いぶりについて満足としつつも、トップ4に入ることもできたと振り返った。
「私たちのチームには強さと弱さがある。4位以内に入るための多くのチャンスを失った。成熟する必要がある。多くの若い選手たちが重要なタイミングで自信を失っていた。開幕前に私たちがローマと最終順位を争い、ラツィオに勝ち点4差をつけると話しても、誰も信じなかっただろう。でも、もっと上にいることもできた。勝ち点を落としすぎた」
雨降って地固まった印象さえ受けるガットゥーゾのミラン。残り2節、大逆転でのCL出場権獲得を実現できるだろうか。
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