PSGトゥヘル監督、“主将ネイマール”は「ノー」と明言 「キャプテンとしての側面はない」
「テクニックやクリエイティビティの面でリーダー」と認めつつ、主将の素質を否定
パリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督がブラジル代表でも主将を務めたFWネイマールにチームキャプテンを任せるつもりはないと語った。フランス誌「フランス・フットボール」が報じている。
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PSGは現地時間11日に第36節でアンジェと敵地で対戦。前半20分、ハチマキ風のヘアバンドを巻いた新スタイルでピッチに立ったネイマールがダイビングヘッドを決めて先制すると、後半にはネイマールのお膳立てからアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアが追加点を奪った。終盤にブラジル代表DFマルキーニョスが退場となり、失点もしたが、2-1で逃げ切って勝利を収めた。
1得点1アシストと文句なしの活躍をしたネイマールだが、4月27日のクープ・ドゥ・フランス(フランス杯)決勝・レンヌ戦後にはスタンドでファンに暴力を振るい、3試合の出場停止処分を受けた。処分はこのアンジェ戦後の適応となるため、今季残り2試合と8月のトロフェ・デ・シャンピオン(フランス・スーパーカップ)は出場できない。また、3月6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16第1戦マンチェスター・ユナイテッド戦で審判へ暴言を吐いたことから、UEFA主催試合3試合の出場停止処分も受けている。
華麗なプレーを見せる一方で、ネガティブな話題も尽きないネイマール。そんなチームの背番号10について、トゥエル監督はアンジェ戦後にフランステレビ局「カナル・プリュス」で次のようなコメントを残したという。
「ネイマールがキャプテン? それはノーだ。我々にはチアゴ(・シウバ)とマルキ(マルキーニョス)がいる。それは変わらない。私から見れば、ネイマールにキャプテンとしての側面はない。彼はテクニックやクリエイティビティの面でリーダーだが、キャプテンマークを巻くことはない。彼にその必要はないだろう。なぜそのような話になるのか私には理解できない。マルキとチアゴは素晴らしいキャプテンだ」
ネイマールはブラジル代表でキャプテンを務めているが、トゥヘル監督はチームをまとめる役割を託すことはないと決めているようだ。
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